淋菌感染症を放置するとどうなる? | これって淋病?どうすればいいの?男性編

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淋菌感染症を放置するとどうなる?

淋菌感染症を放置すると

男性が淋菌感染症になったときの症状は排尿時の痛みや違和感、不快感などのほか、尿道からの膿といったものがあります。
症状が似ているクラミジアに比べて強い症状になることが多く、性器が淋病に感染するとストレスや不快感が強いかもしれません。
この症状を放置するとどうなるのかというと、自然治癒は基本的に期待できませんから、ずっとこの症状が続く可能性があります。

それだけでも十分なストレスとなるでしょうが、さらに悪化して尿道炎以外に前立腺炎や精巣上体炎といった別の病気に発展することもあります。
放置するのはおすすめできません。
症状に気づいたらなるべく早く病院で診察を受けるといいでしょう。

放置するときに起こる病気とは

前立腺線や精巣上体炎について簡単にご紹介します。
まず前立腺炎とは、男性だけが持っている生殖器の前立腺で炎症が起きる病気です。
淋菌感染症の放置から起こるのは急性細菌性の前立腺炎となることが多いでしょう。
尿道炎の症状に加えて頻尿、排尿困難、患部となる前立腺周辺の痛みや不快感、発熱、寒気などとなります。
初期の淋菌感染による尿道炎に比べて日常生活が困難になるかもしれません。

精巣上体炎とは、やはり男性だけが持っている精巣上体という生殖器で炎症が起こる病気です。
淋菌感染がそちらにまで及んだ結果の炎症となり、陰嚢全体が痛む、陰嚢が赤く腫れる、足の付け根や下腹部など陰嚢周辺が痛む、発熱などの症状が現れます。
こちらも前立腺炎と同じく、初期の淋菌感染症に比べて日常生活に影響の大きい症状となるかもしれません。
放置するとこのような病気に悪化する恐れもあるため、その前に病院を受診して治療するといいでしょう。

淋菌感染症の治療について

男性の淋菌感染症の治療は泌尿器科、性病科で行われています。
受診したときにはまず検査が行われます。
この病気は医師の診察だけで診断ができないため、まず検査を行って淋菌感染症の有無を確かめるのです。
男性の性器が患部となる場合は尿検査が多いです。

尿道に綿棒を入れてこするといった検査は最近ではあまり行われませんが、不安なときは病院を受診する前に問い合わせるといいでしょう。
淋菌感染症が確認されたら抗生物質を使って治療が行われます。
原因は淋菌という細菌ですから、これを除去する抗生物質によって治療が可能です。
飲み薬になる場合もありますが、淋菌感染症の場合は点滴や注射となる場合もあります。
医師が最適な治療を行いますから、よく相談しながら治療を続けるといいでしょう。